「あんたなんか居なかったら良かったのに!!!」




も居なかったら丸く収まるのよ」









   私トノ母親ト呼ブ女ノ人ガ叫ブ。






「お前達なんかいらない子だ!!」






   ソシテ・・・私達ノ父親トイウ人ガドナル。。
















        〜いらない子〜












「はじめまして、です。」



 GWも終わり、夏に向けて暑くなってきた頃、青春学園3年6組に一人の転入生が来た。

 女子にしては少し高めな身長に、さらさらの黒い長い髪、パッチリとした目。

 そして、違う学校の制服が、他の子より大人びた感じ。


 少し歩けば、大勢の人が注目するような子だった。





 「よろしくおねがいします。」






 少しだけ自己紹介をして、席がきまり、SHRが終わった。

 の席は、ベランダ側の一番後ろ、前の席は英二だ。





 先生が出て行ってすぐに英二はに話し掛けた。



 「はじめまして!俺、菊丸英二!よろしくにゃ」

 「こちらこそ初めまして、名前は・・ってもうわかってるよね」



 少し苦笑いをしながらこたえていると周助がそんな二人に近づいてきた。



 「はじめまして、僕は不二周助」

 「あ、うん。よろしくね」

 「こちらこそ」

 





 こうして、の青学での初めての友達は、英二と周助になった。


 「そういえば、は部活何か入るの?」


 に青学について色々話をしている時に周助が<に聞いた。


 「あ、俺も知りたーい!」

 英二が周助の言った事にすぐに反応する。



 「え?うん、できれば何かに入りたいなって思ってる」

 「じゃーさ、男子テニス部のマネージャーになってよ!」


 英二が声をあげたので、周りの視線があつまった。


 「男子テニス部?英二、男テニなの?」

 「そうそう、不二もだしにゃ」

 英二が決まったわけでもないのに嬉しそうに話す。

 だけど。



 「いいよ。やっても」


 はそんなに考えた様子もなく、あっさり答え、周りが騒がしくなった。


 「ほんと!?」

 「うん、楽しそうだしね」

 はそんな周りの態度も気にせずにあっさりと話をすすめていく。



 「それじゃ、顧問の竜崎先生と部長の手塚、レギュラーに言いに行かなくちゃね」

 「そうなの?それじゃ入部届担任にもらわなくちゃ」

 「じゃ、昼休みにでも、皆のところに行く?」

 「あ、うん、そうするね、ありがとう。それじゃ、入部届けもらいに行ってくるね」

 
 そういうと、は席を立って出て行った。

 現在マネは手塚などに止めさせられていて青学では誰かがマネになる事はとても大きな話題なのにそんなことが5分足らずで決まってしまい周りはその展開についていけてなかった。








 「ねぇ不二、、俺たちもレギュラーってしってんのかな?」

 「知らないと思ったんだけど、何も聞かずに行っちゃたね」


 とても大切な事なのに楽しそうに言う。


 「何?不二、のこと気にいったの?」

 「さぁ、どうだろうね」

 いつもの笑顔で答える周助は何を思っているか英二にはわからない。

 「俺は、好きだよ。なんだか楽しそう」

 「うん、またテニス部も楽しくなりそうだね」

 こんな会話をしていたのは英二と周助。














   そして。

















 たくさんの人の注目を浴びながら職員室に向かっている












 が、青学の英二と周助と同じクラスになったのは。

 男テニマネになろうと思ったのは。

 神のいたずらか、助けか。



 それとも、似たもの同士なのか・・・・・・・・。


















―――――――――――――――――――――――――――


 チャイムがなり始めた頃、は入部届をもって、6組に帰ってきた。

 そして、1時間目終了後。

 の周りにいたのはもちろん英二と周助。


 「入部届の紙もらえたよ」

 そういって、机の上に紙を出す。

 「よかったね」

 「うん!それでね、だれに言いに行けばいいの?」

 「顧問の竜崎先生に」

 「部長の手塚、副部長の大石。レギュラーの乾、河村、桃城、海堂、越前。」

 英二と周助が答える。

 指を折りながら数えていたは、レギュラーが足りない事に気付いた。

 「あれ?レギュラーって5人?」

 「よく知ってるね、手塚と大石もレギュラーだよ。その代わり乾は今はレギュラーじゃないよ」


 周助が本当のことは言わずに教える。

 英二もいたずらする前のような笑顔でをみている。


 もう一度指を折りながら数える

 「・・・あれ?やっぱり足りなくない?その乾って人入れるなら9人いないと駄目なんじゃ?」

 「そうだね、9人必要だね」


 周助がくすくす笑いながら答える。



 「あとは・・・!もしかして・・・」





 「いい忘れてたけど、僕たち二人も男テニレギュラーだよ」





 にっこりと笑って答える周助。

 英二もいたずらが成功したような嬉しそうな笑顔で見ている。





 「やっぱり!あ、じゃ、えっと・・・」




 「これから宜しくお願いしま・・す・・?」
 



 「何で疑問系なのにゃ?」



 英二が笑顔のまま顔を近づけて言った。



 「・・・・これから宜しくお願いします」




 「「こちらこそ」」



















 どうやら、二人をつなぐ糸はまだちゃんと結ばれていたらしい。

















〜・あとがき・〜
絆、全部書き直しました。(元は四日月に)
もし、もしも、続きを先に読んだ方がいたらごめんなさい!
文章を直したかったし、話をちゃんと立て直したかったんで・・・。

間にところどころはいっている意味のわからない言葉。
続きを読んでいただけたら、わかると思います。
青学、氷帝同時進行夢。
宜しくお願いします!




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