俺らはいっしょにいて何も知らなかった。
見つけたらなんていえばいいのか分からんけど、
早く見つけたい。
〜恋愛感情・探・〜
緊急で集まった俺らは・・・凄い人数だった。
でも、全員不安な顔色をしてた。
俺だって、こんな時間になってもかえってこないが心配やった。
だけど一番心配しているのはだと思った。
やけど、心配って言うより不機嫌って言葉が似合いそうながそこにおった。
「今日何かあったの?」
が俺ら氷帝メンバーに聞いてくる。
「別に変わったことは・・・・」
鳳が言ったが途中で部室の事を思い出す。
そして、今日部室でのことを話した。
「・・・・そう」
はなんともいえない表情で返事をした。
「、なんかあるんか?」
俺はさっきのの態度と今のの返事での恋愛に何かあるのかと思って聞いた。
「・・・・知らないけど知ってるわ」
は静かな声で言った。
「どういうことだ?」
「・・ちゃんと・・から聞いたことは無い。
けど、は好きな人がいる・・・と思う」
いまいちはっきりしないの答え。
「それって誰なわけ?」
そう直球で聞いたのは、越前やった。
「・・・・・・絶対結ばれる事の無い人・・・・・・・」
俺の中で、兄弟とか叔父とか・・亡くなった人とかいろんな考えが浮んだ。
きっとここにおった人は皆同じ考えやった。
だからまた聞きたくなる。
どういう関係の人かと。
だけど、誰かが聞く前には断言した。
「先に言っとくけれど、絶対教えないわよ」
はやっぱり不機嫌そうやった。
悲しみというより怒りがあった。
結局別れてのことを探す事になった。
やけど、俺はについていった。
とは、隣やったけど、学校が違うし喋る事はあまり無かった。
「なぁ、。の行きそうなところわかるんか?」
「わからないわ」
振り向くこともしないで答える。
「はが嫌いなん?」
「そんなわけ無いでしょう」
は即答したがやっぱり声に怒りがこもってる。
「何でそんなに怒ってるん?」
俺がこういうと早歩きをしていたは止まった。
「え・・と、私怒ってる?」
あー自覚無かったんか。
なんとなくやけど、やっぱりと思った。
「イライラしてる感じやな」
「・・がいないからかしらね」
そう言って苦笑した。
俺はと話してるような気分やった。
「そうね、焦ってもしょうがないわ」
は小さくため息をついた。
「は公園にいるんじゃないかしら」
突然が言い出した。
「公園?」
「あの子結構すきなのよ、公園」
俺は何でさっき言わなかったかと思ったけど、そのことをメールでまわした。
そして、日付が変わる頃が見つかったと連絡を受け、俺とはそこへ急いだ。
「たくさんで探したから早く見つかってよかった」
が途中でそんなことを言っていた。
〜・あとがき・〜
皆で大捜査vv(ヲイ)
青学ヒロインと侑士という微妙な設定。。
最近、ヒロイン似てきたよなー。
あぁーこのままじゃダメだよ―――。
探すがテーマ。
説明は要りませんよね、そのまんまだし。