〜許すことのできない心・後・〜















 私がタオルの用意が終わってコートに向かった時、レギュラーたちが集まってるのが見えた。

 普段は私語に厳しい部長まで。


 じっと見ているとそこには氷帝の制服を着た女の子がいた。


 やっぱりというか・・・そこにいたのは。






 「!」







 私が声をかけたら皆がこっちを見てきた。

 






 皆同じ目をしてて。









 すぐにいつもどうりになったけど。



















 バレテキタ。




















 そう・・・・思った。























 「どうしたの?どうして青学に?」


 「あ、竜崎先生に監督と会いにきたの。監督は今挨拶に行っているわ」




 はそう言っていた。






 「そう、私も榊先生に挨拶したいから一緒に職員室に行かない?いいよね、部長?」



 私もそう言って少し強引にと二人、職員室に向かった。
















 「相変わらず口実が上手いわね」



 「それはお互い様でしょう」





 しっかりばれてる。きっと目的も。



 こういう時、本当に私とは似てると思う。







 「何処に行ってたのよ」


 「教えなくたってわかるでしょう」


 「・・・まぁいいけれど」







 楽しさは求めない。


 だって必要ないから。




 だから。














                              苦しみも悲しみもいらないの――――――――――――。






















 〜あとがき〜
青学も少しずつ動かして・・・。
サブタイトルは前回のあとがきで氷帝ヒロインの事を
「少し心を許してきた」って書いたので青学のほうは・・・・?
と思ってつけました。。
変なところで話が分かれててすみません・・。
途中で氷帝ヒロインが
「ちゃんと居て安心」
みたいなことを思ってますが、自分は居なくなったじゃん!
とか自分で書いたことに突っ込んじゃったり・・・。
あほな管理人ですみません。。。












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