〜前向きに・後・〜
「どういうことや?」
最初に口を開いたのは侑士。
「どうせ貴方たちに言っても行かせてもらえそうに無かったから監督に許可をもらいに行ったの。
そしたら監督も一緒に青学に行く事になったの。」
の事を知らせとかなくちゃいけなかったし・・。
それに監督もの事を心配してるみたいだった。
監督がこっちにつけばいくら跡部が部長だからって何もいえないだろうし・・。
「・・・・・」
皆なんともいえない顔で私の事を見ながら黙ってる。
そう、今までの私ならきっとここで出て行った。
だけど。
変 わ ら な く ち ゃ 。
「あのね」
言わないと。
ちゃんと。
皆も聞いてくれてるから。
私の言葉。
「ちょっとやり方が強引な気もするけれど心配してくれた事は・・・嬉しかったから。
いままであんまり心配してくれる人なんていなかったから・・・・」
だからちょっとだけ罪悪感があるの。
でも 前向きに。
「ありがとう・・ね」
そういったら又しんとしたけど。
「先輩にはかないませんね」
「ぜーったい気をつけろよ!!」
「早く帰ってきてね〜」
「しょうがねぇな」
『いってらっしゃい』
そう言ってくれた皆に心の中で又ありがとうって言った。
〜あとがき〜
長くなったからわけてみました。。
・・・このくらいの長さが読みやすいかも・・・?
という事で次の話も二つに分けてみますー。
少し心許してきた氷帝ヒロイン。。
もう一人は・・・・。
微妙に絆から離れてみるとすっごく書きたくなりました。。
オフのことを考えつつ絆はやっぱり続く・・・ようです(笑)