わらっちゃうね。
縁があるのかないのか
わかんないよ。
〜青春学園〜
「どういうことだよ」
「だから、今日は部活休ませてもらいたいの。っていうか、休むわ」
「なんでだよ」
「青学に行くから」
放課後、部室にてと景吾はまたにらみ合いをしていた。
「ようするに、の会いたい子に会いにいくんやろ?」
侑士が口をはさむ。
「あぁ?大体誰だよ会いたいやつって」
「・・・大切な・・人よ」
そう言って、はかばんを持った。
「だから、悪いけど行かせてもらうわ」
返事も聞かずには出て行こうとする。
景吾は黙ったままだ。
他のレギュラー達はこのままでいいのかというように、景吾のほうを向く。
結局。
なんだかんだ言っても青学は敵校だしということで、全員がについていっていた。
部員には偵察だと言って。
「どうして来るの?私一人で平気なんだけど」
そんな彼らに対して、はそういう。
「あくまでも、青学は敵校ですから」
そんな答えには何も言わずにもくもくと歩いていた。
が歩くたびに長い髪がゆれる。
そして、胸元にある何かも。
それに気付いたのは岳人だった。
「、お前なにつけてるんだよ?」
「ん、ネックレスだけど・・」
がそういいながら制服に隠れていたネックレスを出した。
「変わった形してるねぇ」
慈郎が未覚醒のままだけどじっと見ていった。
「うん、これから会う・・その青学の子とおそろいなの」
めずらしく、
・・・いや、初めてが微笑んだ。
その姿に、レギュラー達は全員気がついたが、表に出さなかった。
それは、ほんの一瞬の事だったけど。
とっても。
とっても。
綺麗だったから。
という人物は、レギュラーたちにとってはまだ表情をあまり見たことがなくて。
どちらかと言うと、無表情ばかりが多かったから。
いきなりの事で、驚いた。
その後は岳人がちょっと話しただけで、ほとんど無言で青学に着いた。
「テニスコート何処かしら?」
きょろきょろとあたりを見回す。
「あっちから、ボールの音がするぜ」
たくさん音がする中、宍戸がそういった。
にとっては、何が何処から出てる音なのか全然わからない。
「流石テニス部ね」
正直にそう思って、口にだした。
ポーンポーン
テニスボールの音がたくさんするテニスコートはやっぱり宍戸が言った方向にあった。
偵察に来ている人はたくさんいたが、達は氷帝という事もあってかなり目立った。
青学の部員たちもざわざわと騒がしくなる。
(氷帝があんなに!?)
(なんでだ?しかも女もいるぜ)
たくさんの声が聞こえてくる。
はそれを不快に思ったのか、部室に行ったほうが早いみたいと思い、
テニスコートの近くの部室に向かって歩き出した。
レギュラーたちもそんなと一緒に向かう。
コンコン
とりあえず、ノックをしてみる。
レギュラーがコートにいない事がわかっていたから。
だけど、ノックなんて普段絶対されないから、中からの反応は無かった。
「あけていいかしら?」
「・・・・」
流石に他校の部室を堂々と開ける気にはならなかった。
一人を除いて。
ガチャ。
「慈郎・・・」
「あけていいと思うよ」
「あけてから言うな!」
宍戸が慈郎と会話する。
そしては。
中にいた人とばっちし目があった。
・・・・・・・・・・・・。
「あ・・・えっと」
中にいた大石が、なんともいえない感じで声を出す。
「あの、マネージャーの子いますか?」
だけど、言葉が続かないから、が遠慮気味に聞いた。
〜・あとがき・〜
かなり納得いかない。
そのうち全部書き直すかも。。
あ〜も〜誰か文才下さい。。