〜許すことのできない心・前・〜
「いませんね」
私と監督は青学についてテニスコートへ向かった。
周りの視線がいたい。。
それでもいろんなコートを見たけどはいない。
監督は竜崎先生のところへ挨拶に行った。
私は一人になって部室に行こうかしらとか思っていたら。
「あ〜!だ〜!」
奥にあるコートから誰かが叫んでいる。
まるで岳人みたい。。
そのコートに近づいてみるとそこにはレギュラーの人たちがいた。
さっき私の事を呼んだのは英二君だったみたい。。
いつのまにか私の周りにはレギュラーの人が集まっていた。
「こんにちは、お騒がせしてすみません」
結局練習の邪魔したな・・・。
そういえば昨夜青学の人も探してくれたって・・・言ってた。
でも、誰も何も昨日のことは言ってこない。
「こんにちは、偵察にでもきたのかい?」
「まさか跡部たちがにそんなことさせるわけ無いよ」
「乾それわかってて聞いてるだろ?」
なんか氷帝の皆といるみたい。。似てる。
そうおもったらちょっと笑えた。
「あの今日来てますか?」
「?勿論来てたよ」
「今は部室にいるけどね〜」
とりあえずは安心。ちゃんと居るってわかったし。
「なんかあったの?」
そうすかさず聞いてきたのは不二君だった。
言っていいのかってちょっと考えたけどなんとなく・・・大丈夫な気がした。
「朝、起きたらいなかったから・・」
そういったらレギュラーの人たちの表情が変わって顔を見合わせた。
何か知ってる。
私が何か聞こうとしたとき。
next。